スイス旅行モデルコースのハイライト・夕焼けに染まるマッターホルン

スイス旅行のモデルコース完全版|5泊7日・3泊4日を現地ガイドが設計【2026年】

スイス旅行のモデルコースを調べると、チューリッヒ、ルツェルン、ベルン、ジュネーブ、ツェルマット……と、7日間で6都市も7都市も回るプランがたくさん出てきますよね。ああいう詰め込み型のコースは、現地ではおすすめしていません。

この記事の結論

  • 何泊必要?:初めてで山を2か所見るなら5泊7日、1か所に絞るなら4泊(日本発着なら4泊6日)。丸1日観光できるのは「泊数マイナス1日」です(日数別の早見表を見る)
  • 5泊7日なら:インターラーケンに3泊+ツェルマットに2泊の2拠点。ホテルの移動は1回だけ(日別の行程を見る)
  • 3泊4日なら:ルツェルンに1拠点。ピラトゥス山とラインの滝を押さえます(日別の行程を見る)
  • いちばん大事なこと:訪れる都市の数ではなく「拠点をいくつに絞るか」で決める。毎日ホテルを移動しない
  • 費用の目安:5泊7日で1人あたり約28〜40万円、3泊4日で約15〜25万円(航空券は別)(内訳を見る)
  • そのまま使える時期:おおむね6月〜10月中旬。それ以外の時期は調整が必要です
  • 移動手段:スイストラベルパス(6日券399 CHF)か、荷物ごと運べる車+ガイド

この記事を書いているのは、TuriTravel というツアーサービスです。ガイドを務めるのは、スイス在住15年のTuri。ツアーで滞在時間をあえて決めていないのも、急かされる旅にしてほしくないからです。詰め込み型のコースは、その正反対をいきます。

この記事では、まず「スイスは何泊必要か」を日数別の早見表でお答えします。そのうえで、実際にお客様を案内している行程をもとに、5泊7日・3泊4日・4泊5日のモデルコースと、6泊以上で何を足すかを日別にご紹介します。移動手段の選び方や時期による調整、費用の目安まで、この1本でスイス旅行の計画が組めるようにまとめました。

スイスのモデルコースは「拠点を絞る」が正解です

山の上から見下ろすスイスの湖と街。手前の空にはパラグライダーが飛んでいる
拠点を決めてしまえば、あとはそこから日帰りで動くだけです。

最初に、この記事のいちばん大事な考え方からお話しします。スイス旅行のモデルコースは、訪れる都市の数ではなく「拠点をいくつに絞るか」で決めるのが正解です。

毎日ホテルを移動するプランは、紙の上ではきれいに見えます。でも現地では、毎朝スーツケースを詰め直して、チェックアウトして、重い荷物を持って駅の階段を上り下りして、次の街でチェックイン時間まで荷物を預けて……という作業が毎日続きます。景色を見にきたはずが、気づけば荷物と時刻表に追われている。「スイス旅行がつまらなかった」という感想の多くは、実はこの詰め込みが原因なんです。

幸い、スイスは九州ほどの大きさの国で、鉄道網が非常に発達しています。拠点を1〜2ヶ所に決めて、そこから日帰りで動く。これだけで、同じ7日間でも疲れ方がまったく変わります。

ここから紹介するコースは、どれも「拠点固定型」で設計しています。

スイスは何泊必要?

山の斜面からせり出した展望デッキで、谷と村を見下ろす旅行者たち
山の上で過ごす日を何日取るかで、必要な泊数が決まります。

初めてのスイスで、ユングフラウとマッターホルンの両方を見たいなら、日本発着で5泊7日が目安です。

山を1か所に絞るなら4泊5日(日本発着なら4泊6日)、ヨーロッパ内からの短期滞在なら3泊4日でも回れます。

丸1日観光に使えるのは、だいたい「泊数マイナス1日」です。

到着日は移動と街歩きで終わり、最終日は空港へ向かう日になるからです。

日数丸1日使える日拠点回れる範囲向いている人
3泊4日2日ルツェルン1か所ピラトゥス山+ラインの滝・チューリッヒヨーロッパ周遊の途中、出張の延泊
4泊5日(日本発着なら4泊6日)3日ルツェルン2泊+インターラーケン2泊ピラトゥス山+ユングフラウ地方初めてで、1週間の休みが取りにくい人
5泊7日(現地は5泊6日)4日インターラーケン3泊+ツェルマット2泊ユングフラウ地方+マッターホルン初めてのスイス
6泊以上5日〜2〜3か所5泊7日+天気の予備日、または南スイス(ティチーノ)天気で予定を崩したくない人、2回目のスイス

どの日数でも、先に決めたいのは拠点の数です。

4泊で3か所に泊まると、荷造りとチェックアウトで半日ずつ消えていきます。

日数を数えるときは、「山の日」を何日取れるかで考えると決めやすくなります。

スイス在住15年のガイドTuriは、ユングフラウヨッホへ行く日には、ほかの予定を入れないよう勧めています。

往復と山頂観光で6〜7時間かかるからです。

また、春と秋は山岳鉄道やロープウェイが点検で運休する時期があり、同じ日数でも回れる範囲が変わります。→ 運休の時期で回れる範囲が変わる理由

日数が決まれば、費用もほぼ決まります。→ 日数ごとの費用を項目別に見る

到着日は数えない方がいい?

観光の日数には数えないほうが、計画に無理が出ません。

長いフライトのあとは時差ボケもあり、到着日にもう1か所詰めると、翌日の山の日に響きます。

早朝に着く便だと、ホテルに入れるまでの「空白の半日」ができます。

その半日の過ごし方と荷物の預け方は、別の記事にまとめました。→ 早朝着の日の荷物と空白の半日

帰国日も同じで、ツェルマットからチューリッヒ空港までは約3時間半かかります。

最終日は移動の日と割り切って、観光は前日までに終えておくのがおすすめです。

王道の5泊7日モデルコース(初めてのスイスならこれ)

初めてのスイス旅行なら、インターラーケンに3泊+ツェルマットに2泊する5泊7日が王道です。 ユングフラウとマッターホルン、スイスの二大絶景を両方押さえつつ、ホテルの移動は1回だけ。見どころと移動の負担のバランスが、いちばん取れている配分です。

まず全体像から。

日程拠点内容
1日目インターラーケンチューリッヒ空港着 → インターラーケンへ移動(電車で約2時間)+街歩き
2日目インターラーケンユングフラウヨッホ(Top of Europe)1日観光
3日目インターラーケングリンデルワルト・フィルスト+ラウターブルンネンの滝めぐり
4日目ツェルマットツェルマットへ移動(約2時間20分)+村の散策
5日目ツェルマットゴルナーグラート展望台でマッターホルンを堪能
6日目—チューリッヒ空港へ(約3時間半)→ 帰国便
7日目—日本着

1日目:到着日はがんばらない

朝もやのブリエンツ湖と桟橋。到着日は湖畔を歩くだけにしておくのがおすすめ
到着日は、湖畔を歩くだけで十分です。

チューリッヒ空港からインターラーケンへは、電車で約2時間。初日はこの移動と、湖畔の街歩きだけにしておくのがおすすめです。時差ボケの体で詰め込むと、翌日からの絶景を楽しむ体力が残りません。

もし早朝着の便なら、ホテルに入れるまでの「空白の半日」の過ごし方が悩みどころです。この問題は別の記事で詳しく書いたので、そちらをご覧ください。→ 荷物と空白の半日の記事

2日目:ユングフラウヨッホは「朝一番の列車」で

スイス旅行モデルコース2日目・ユングフラウヨッホから望むアレッチ氷河

標高3,454m、ヨーロッパで最も高い場所にある鉄道駅「ユングフラウヨッホ」へ。ヴェンゲルンアルプ鉄道からユングフラウ鉄道へ乗り継ぎ、アイガーの岩の中をトンネルで登っていきます。山頂ではスフィンクス展望台から世界遺産のアレッチ氷河を一望でき、氷河の中を歩けるアイスパレスもあります。

現地ガイドとしてのアドバイスを2つ。往復と山頂観光で6〜7時間かかるので、他の予定と同じ日に詰めないこと。そして朝一番の列車で登ること。 午前中のほうが空気が澄んでいて、混雑も段違いです。5〜10月は座席予約(10 CHF・約2,000円)が必須なので、事前にオンラインで押さえておきましょう。出発駅と時期によって変わります。グリンデルワルト・ターミナル発で129.60 CHF〜(約26,000円〜)です。

なお、標高3,400m超では空気が薄くなります。ゆっくり歩いて、水分をしっかり取ってください。息切れは正常な反応なので、慌てなくて大丈夫です。

3日目:フィルストのクリフウォークと「72の滝の谷」

スイス旅行モデルコース3日目・ラウターブルンネンの断崖から落ちるシュタウプバッハの滝

午前はグリンデルワルトからケーブルカーでフィルストへ。崖に張り付くように設置された金属の遊歩道「クリフウォーク」は、スリルと絶景を同時に味わえます。

午後はラウターブルンネンへ。垂直の岩壁に囲まれたU字谷に72の滝がかかる村で、『指輪物語』のトールキンがエルフの谷・リヴェンデルの着想を得た場所とも言われています。高さ約300mのシュタウプバッハの滝は村のどこからでも見えます。

もう1ヶ所、ぜひ寄ってほしいのがトリュンメルバッハの滝。ヨーロッパで唯一、エレベーターで山の内部に入り、毎秒2万リットルの雪解け水が岩の中を轟音とともに流れ落ちる様子を間近で見られる場所です。実は、ここを出て草原を5分ほど歩くと「世界の果て」のような、あまり知られていない特別な景色に出会えます。Turiがツアーでお客様に必ず案内している、お気に入りの場所です。

4日目:ツェルマットへ。移動日も絶景です

ガラスルーフの専用車の車内。走っている間も外の景色が見える
ガラスルーフの車内から。移動している時間も、景色の一部になります。

インターラーケンからツェルマットへは、シュピーツ・フィスプ経由で約2時間20分(乗り換え1〜2回)。ツェルマットはガソリン車の乗り入れが禁止された村なので、車の場合も手前のテーシュ駅からシャトル列車に乗り換えます。

電車の車窓も十分きれいですが、車で移動するなら途中に寄り道できる絶景が点在しています。トゥーン湖に浮かぶように立つシュピーツ城、「青い湖」ブラウゼー、山あいの村カンデルシュテーク。この寄り道ができるのが、車移動のいちばんの贅沢です。

午後はツェルマットの村を散策。電気自動車だけが走る静かな山岳リゾートで、メインストリートにはスイスらしい木造建築と老舗ホテル、レストランが並びます。村のあちこちから、もうマッターホルンが見えていますよ。

5日目:ゴルナーグラートでマッターホルンと向き合う

スイス旅行モデルコース5日目・ゴルナーグラートから見たマッターホルンと逆さマッターホルン

登山鉄道で標高3,089mのゴルナーグラート展望台へ。マッターホルン(4,478m)はもちろん、4,000m級の山々と氷河を見渡す360度のパノラマが待っています。ツェルマットからの往復は132 CHF(約26,400円)。スイストラベルパスや半額カードをお持ちなら50%割引になります。天気が良い日の午前中が狙い目です。

6〜7日目:最終日は「荷物の二度手間」に注意

スイスの村に停めた専用車とお客様。スーツケースは積んだまま観光できる
チェックアウト後もスーツケースは車の中。ホテルへ取りに戻る必要がありません。

ツェルマットからチューリッヒ空港へは約3時間半。帰国便の時間から逆算して、余裕を持って出発しましょう。チェックアウト後に観光してから空港へ向かう場合、ホテルへ荷物を取りに戻る「二度手間」が発生しがちです。最終日の組み立て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

短期集中の3泊4日モデルコース(乗り継ぎ・短期滞在向け)

現地で使える日数が少ないなら、ルツェルンを拠点に1ヶ所に絞るのが正解です。 ヨーロッパ内からの週末旅行や、出張のついでの延泊、乗り継ぎを利用した短期滞在ならこのコース。日本からの旅行だと現地はほぼ2日なので、正直かなり駆け足です。可能なら5泊7日をおすすめします。

日程内容
1日目チューリッヒ空港着 → ルツェルンへ(電車で約1時間〜1時間20分)+旧市街散策
2日目ピラトゥス山の「ゴールデンラウンドトリップ」
3日目ラインの滝+チューリッヒ観光
4日目帰国便

1日目:ルツェルン旧市街

スイス旅行3泊4日モデルコース・ルツェルンのカペル橋と旧市街

1333年建造、ヨーロッパ最古の屋根付き木造橋カペル橋はルツェルンの象徴。マーク・トウェインが「世界で最も悲しい石」と評したライオン記念碑、街を一望できるムゼック城壁と、徒歩だけで見どころが完結するコンパクトな街です。

2日目:ピラトゥス山を「ぐるり一周」する

ルツェルン湖の対岸にそびえるピラトゥス山と、湖を行き交う遊覧船
ルツェルン湖の対岸にそびえるピラトゥス山。下りは船でこの湖を渡って戻ります。

ピラトゥスの魅力は、登りと下りで違うルートを組める「ゴールデンラウンドトリップ」です。クリエンスからパノラマゴンドラと「ドラゴンライド」で山頂(2,128m)へ。73の山々を見渡す展望を楽しんだら、下りは最大勾配48%・世界一急な登山鉄道でアルプナハシュタットへ。そこから船でルツェルン湖を渡って戻ります。ゴンドラ・鉄道・船が1日で全部楽しめる、Turiもよく案内する鉄板ルートです。登山鉄道の運行は5月11日〜11月29日(2026年)なので、冬は運行状況を確認してください。

3日目:ラインの滝とチューリッヒ

ラインの滝。ヨーロッパ最大級の水量を誇る滝
ラインの滝(写真:pxhere・CC0)

午前はヨーロッパ最大の滝、ラインの滝へ。おすすめは黄色いボートで滝の中央にそびえる岩に上陸する体験です。岩の上に登ると、目の前を流れ落ちる水の迫力に圧倒されます。天候に関係なく楽しめるのもいいところ。

午後はチューリッヒへ戻り、1889年から動いている赤いケーブルカー「ポリバーン」でETHのテラスへ。リマト川と旧市街、その向こうのアルプスまで一望できます。時間があればチューリッヒ湖のクルーズでのんびり締めくくりましょう。

4泊5日・4泊6日ならどう回る?

桜が咲くアールブルクの家並みと、丘の上の城
拠点を2つに絞ると、1日ごとの時間にゆとりが生まれます。

4泊なら、ルツェルンに2泊、インターラーケンに2泊するのが組みやすい形です。

マッターホルンは次の機会に回して、ピラトゥス山とユングフラウ地方の2つに絞ります。

上の5泊7日と下の3泊4日のコースを、組み替えただけの行程です。

現地は4泊5日で、日本発着だと帰りが機内泊になるので4泊6日の日程になります。

日程拠点内容
1日目ルツェルンチューリッヒ空港着 → ルツェルンへ(電車で約1時間〜1時間20分)+旧市街散策
2日目ルツェルンピラトゥス山の「ゴールデンラウンドトリップ」
3日目インターラーケンインターラーケンへ移動(電車で約2時間)+午後はラウターブルンネンの滝めぐり
4日目インターラーケンユングフラウヨッホ1日観光
5日目—チューリッヒ空港へ(電車で約2時間)→ 帰国便
6日目—日本着

ルツェルンを先にするのは、到着日の移動が約1時間で済むからです。

疲れている初日に、2時間の移動を入れずに済みます。

4泊だと、山の日の予備はありません。

4日目の天気が悪ければ、ヨッホはあきらめて、トリュンメルバッハの滝のような天気に左右されにくい場所に切り替えることになります。

3日目の移動を車でするなら、ルツェルンからインターラーケンへ向かう途中で、マイリンゲン近くのアーレ渓谷に寄れます。

石灰岩の間をターコイズ色の川が流れる全長約1.4kmの渓谷で、歩いて約45分、いちばん狭いところは幅1mほどです。

スーツケースを車に積んだままなので、チェックアウトからチェックインまでの時間を、そのまま観光に使えます。→ 車+現地ガイドという選択肢

6泊以上なら何を足す?

ルガーノ湖に面した南スイスの村モルコテ。斜面に並ぶ家々が湖面に映っている
6泊以上あれば、南スイスのティチーノ地方まで足を延ばせます。

1泊だけ足せるなら、新しい町は足さずに、山の拠点にもう1泊するのがおすすめです。

山の景色は天気しだいで、晴れた日を選べるかどうかで旅の印象が大きく変わるからです。

たとえば5泊7日のツェルマットを3泊にすれば、ゴルナーグラートへ登る日を晴れた日に合わせられます。

インターラーケンを4泊にすれば、ユングフラウヨッホの日を同じように選べます。

予備日は、晴れても雨でも使い道があります。

晴れればハーダークルムの展望台から2つの湖とアイガー・メンヒ・ユングフラウを眺め、雨ならベアトゥス洞窟へ、という具合です。

洞窟の中は1年中8〜10℃ほどなので、夏でも上着を1枚持っていってください。

2泊以上足せるなら、南スイスのティチーノ地方が候補になります。

イタリア語圏で、ルガーノの湖畔では、雪をかぶった山のふもとにヤシの木が並んでいます。

ロカルノやアスコナから奥へ入ると、ヴェルザスカ渓谷です。

映画『007 ゴールデンアイ』の冒頭に出てくる高さ220mのダムや、エメラルド色の川に架かる二重アーチの石橋ポンテ・デイ・サルティがあります。

鉄道で行くなら、ルツェルンからルガーノまで約1時間45分です。

アルプスの山の景色とはまったく違うスイスなので、2回目のスイスにも向いています。

新婚旅行なら、王道ルートのどこに南スイスの1日を挟むかを別の記事にまとめています。

→ スイス新婚旅行・ハネムーン|王道に南スイスの1日を足す

移動手段はどうする?鉄道パス vs プライベートツアー

鉄道で回るならスイストラベルパス、荷物や乗り換えの不安があるなら車+ガイド、が基本の選び方です。

スイストラベルパスの2026年料金

スイスの登山鉄道のオープンデッキ車両。車掌と乗客が外の景色を眺めている
スイスの鉄道は路線ごとに車両の個性が違います。山岳路線はパスの乗り放題の対象外ですが、割引運賃が使えます。

スイス国内の鉄道・バス・湖船が乗り放題になるパスです(大人2等)。

有効日数料金
3日254 CHF(約50,800円)
4日309 CHF(約61,800円)
6日399 CHF(約79,800円)
8日439 CHF(約87,800円)

5泊7日コースなら6日パス、3泊4日コースなら3日パスが目安です。ユングフラウ鉄道やゴルナーグラート鉄道のような山岳路線は乗り放題の対象外ですが、割引運賃が適用されます。多くの観光地で入場割引もつくので、事前購入を検討してください。

車+現地ガイドという選択肢(日本語のメール対応つき)

スイス旅行モデルコースをプライベートツアーの車で巡る様子

私たちのプライベートツアーは、1台750 CHF/日(約14万円)・8〜9時間、1〜6名まで同料金です。車内のドリンクとスナックも含まれます。6名で使えば1人あたり約23,600円/日です。

鉄道と何が違うかというと、まず荷物ごと移動できること。拠点を移す日も、スーツケースはトランクに積んだまま寄り道できます(4日目のブラウゼーやシュピーツ城は、まさに車ならではの寄り道です)。そして時刻表がないこと。私たちのツアーは滞在時間をあえて決めていません。「急かされている」と感じてほしくないからです。8〜9時間の中でどこにどれだけいるかは、お客様が決めてください。

天気への対応も車の強みです。たとえばルツェルンが雨なら、晴れているラインの滝方面へ行き先を変える。こういう判断がその場でできます。ちなみに5日以上ご利用のお客様は、私たちからのごちそうでフェアウェルディナーにご招待しています。旅の写真やドローン映像から作った短い動画クリップのプレゼントも、地味に喜ばれるんですよ。

日程の相談は日本語でできます。「この記事の5泊7日をベースに、うちの家族向けに調整したい」といった相談も大歓迎です。日本語のメールで、通常48時間以内にご返信します。

日本語メール・通常48時間以内に返信/1〜6名まで同料金

時期によってモデルコースはこう変わります

冬のラウターブルンネン周辺。雪に覆われた斜面と山小屋
同じ場所でも、冬はこう変わります。

この記事のコースがそのまま使えるのは、おおむね6月〜10月中旬です。 それ以外の時期は、次の調整が必要になります。

  • 秋(10月下旬〜11月):山岳交通の整備運休が集中する時期です。毎年この時期に各社が点検のため運休するので、行き先が決まったら必ず公式サイトで運行状況を確認してください。→ ユングフラウ地域/ゴルナーグラート鉄道/ツェルマット/ピラトゥス(各公式リンク)
  • 冬(12月〜3月):雪景色とスキーの季節。ユングフラウヨッホもゴルナーグラートも通年運行なので絶景は楽しめますが、ハイキング系は不可
  • 春(4月〜5月):こちらも運休が多い時期。麓は花畑、山上は残雪という良い季節ですが、確認は必須です

月別の詳しい様子と2026年の運休スケジュール一覧は、こちらの記事にまとめてあります。→ スイス旅行のベストシーズンはいつ?

お子様連れやシニアの方との旅行なら、なおさら「拠点固定」をおすすめします。移動日を減らすだけで、旅の疲れは目に見えて減ります。

このモデルコースの費用目安

5泊7日コースの現地費用は、1人あたり約28〜40万円が目安です(航空券除く)。 内訳はざっくりこうなります。

項目目安(1人・2名旅行時)
宿泊5泊500〜750 CHF(約10〜15万円)
食事6日分360〜600 CHF(約7.2〜12万円)
スイストラベルパス6日399 CHF(約79,800円)
山岳鉄道の追加運賃・入場料150〜250 CHF(約3〜5万円)

3泊4日なら、航空券を除いて1人あたり約15〜25万円。費用の詳しい内訳と節約のコツは、こちらの記事で解説しています。→ スイス旅行は実際いくらかかる?

「この日程だと、うちの場合いくらになるのか」。具体的な人数と日程がわかれば、日本語のメールでお見積もりをお出しします。現地ガイドと車で回る1日ツアーは1台750 CHF/日で、1〜6名まで同料金です。

日本語メール・通常48時間以内に返信/1〜6名まで同料金

よくある質問

スイス旅行は何泊あれば足りますか?

初めてでユングフラウとマッターホルンの両方を見るなら日本発着で5泊7日、山を1か所に絞れば4泊6日が目安です。日数ごとの回り方は、上の「スイスは何泊必要?」の早見表にまとめています。

ユングフラウとツェルマット、どちらか1つなら?

初めてのスイスで、アクティビティの幅を重視するならユングフラウ地域(展望台・滝・ハイキングと選択肢が多い)。「マッターホルンをどうしても見たい」ならツェルマットです。迷ったら、初回はユングフラウ地域を厚めにするのがおすすめです。理由は天気の当たり外れに強いから。晴れの日はヨッホへ、崩れた日は滝や渓谷へと、その場で切り替えられます。

子連れ・シニアでも回れますか?

回れます。このモデルコースの観光地はほぼすべてケーブルカーや登山鉄道でアクセスでき、健脚は必要ありません。コツは1日1目的地に絞ることと、ホテル移動を最小限にすること。荷物の上げ下ろしが体力的に不安な場合は、車で荷物ごと移動するプライベートツアーが確実です。

雨の日はどうすればいいですか?

スイスの天気は変わりやすいので、雨の日プランを持っておくと安心です。ラインの滝やベアトゥス洞窟、トリュンメルバッハの滝は天候に左右されにくい定番。雨の日の過ごし方はベストシーズン記事で詳しく紹介しています。

最後に:あなた用のモデルコースに仕上げませんか

モデルコースは、あくまで「型」です。実際の旅は、日程も、体力も、見たい景色も一組ごとに違います。この記事の5泊7日をベースに、「ツェルマットを1泊増やしたい」「子どもがいるのでゆっくりめに」といった調整をしていくと、あなただけのコースになります。

日程がまだ決まっていない段階でも構いません。日本語で気軽にご相談ください。15年この国を案内してきたTuriの経験をもとに、無理のない旅程を一緒に組み立てます。

ツアーの内容・料金・1日の流れは、スイスプライベートツアー(現地ガイドと専用車で1日750 CHF)のページにまとめています。

日本語メール・通常48時間以内に返信/1〜6名まで同料金

あわせて読みたい記事

※記事内の価格は2026年10月時点の目安です。ツアー料金の円換算は1 CHF ≈ 189円(2026年10月1日の実勢)、それ以外は1 CHF ≈ 200円で計算しています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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  1. ピンバック: スイス旅行がつまらないと言われる5つの理由と、全部避ける方法 - Swiss Private Journey

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